ビターチョコレート
出会いは突然
「寒い〜…。」
「ホント寒いよね。」
「死んじゃうよ?」
「寒いにも限度があるよね〜!」
あたしは、親友の世羅といつものように帰っていた。
『バレンタインチョコレート!』
「はやいなぁ〜…。まだ1月じゃん。」
バレンタインの看板を見て、世羅は言った。
「確かに…。世羅は彼氏に、あげんでしょ〜?」
「まぁね♪絶対あげる!」
世羅は彼氏一筋!
って感じ。
正直羨ましい〜…!
「咲、あげる人いないね。」
「ん〜。そうだね!」
「何で出来ないかなぁ?」
「何が?」
「好きな人!」
「何でだろね。分かんないやぁ。」
「ちょっとはさ、焦りなよ!」
「別に〜…。いらないもん。」
「もう、高2の冬だよ!?さすがにキツいって。」
さすがにキツいかぁ〜…。
自分でも、自覚してんだけどなぁ…。
何ていうのかな?こう…キュンってくるような、出会いがないんだよね…。
何もないんだも〜ん。
あたしだって、
好きな人くらいさぁ
欲しいっちゅーの!!
恋愛ドラマ見ても、キュンとかないし。
マンガでもないし。
こんな自分が嫌だよ〜…!
SOS〜!!
「ホント寒いよね。」
「死んじゃうよ?」
「寒いにも限度があるよね〜!」
あたしは、親友の世羅といつものように帰っていた。
『バレンタインチョコレート!』
「はやいなぁ〜…。まだ1月じゃん。」
バレンタインの看板を見て、世羅は言った。
「確かに…。世羅は彼氏に、あげんでしょ〜?」
「まぁね♪絶対あげる!」
世羅は彼氏一筋!
って感じ。
正直羨ましい〜…!
「咲、あげる人いないね。」
「ん〜。そうだね!」
「何で出来ないかなぁ?」
「何が?」
「好きな人!」
「何でだろね。分かんないやぁ。」
「ちょっとはさ、焦りなよ!」
「別に〜…。いらないもん。」
「もう、高2の冬だよ!?さすがにキツいって。」
さすがにキツいかぁ〜…。
自分でも、自覚してんだけどなぁ…。
何ていうのかな?こう…キュンってくるような、出会いがないんだよね…。
何もないんだも〜ん。
あたしだって、
好きな人くらいさぁ
欲しいっちゅーの!!
恋愛ドラマ見ても、キュンとかないし。
マンガでもないし。
こんな自分が嫌だよ〜…!
SOS〜!!