クイーンofバンパイア~始まりのフルムーン~
空腹
この状態で人間界に来るなんて馬鹿だった。
それにこの子…。いい香りが…。なんていうか懐かしい。
まだ外に月は出てる。
「どうした?顔色悪いけど。」
バタン!
「おい!しっかりしろ!」
ダメだ…。やっぱり…。ここで消えたくない。
「おい!」
「来ないで…。危ないから…。やっぱりここに来なきゃよかった。」
抱えられ、首が見えた。
私は牙が鋭さを増したのがわかり…。とっさに自分の腕に噛みついた。
「馬鹿何やっ…て。」
顔つきが変わった。
たぶんばれた…。バンパイアだって。
鼓動が高くなる。血が欲しい。
激しく腕に噛みついた。
「早く…。離れて…。私のそばに来ないで…。逃げて…。」
たぶんこれが最期。
でも予想外に彼は急に近づいて…。
「あんた…。」
鼓動は激しく…。彼を押した。理性が噛みつくのを押さえている…。
「早く…。逃げて…。でないと。」
目があった…。
「いいよ…。あんたにやるよ…。」
目を見開き叫んだ。
「自分が何言ったかわかってるの?」
「あんたみたいなやつ…。知ってるんだ…。それに、アンを信じる。」
ダメだ…。ヤバい…。
「後悔するかもよ…。」
「しない。」
その自信はどこから来るのよ…。
「痛くない…。から…。」
プチっ…。
慎二の血をもらった。
彼は動かない。香りがたまらなく魅力的な血…。
一気に力が戻る。物足りないけど…。死なせない!
理性を振るに使って止めた。
「ありがとう。怖かった…。よね。さよなら。」
それにこの子…。いい香りが…。なんていうか懐かしい。
まだ外に月は出てる。
「どうした?顔色悪いけど。」
バタン!
「おい!しっかりしろ!」
ダメだ…。やっぱり…。ここで消えたくない。
「おい!」
「来ないで…。危ないから…。やっぱりここに来なきゃよかった。」
抱えられ、首が見えた。
私は牙が鋭さを増したのがわかり…。とっさに自分の腕に噛みついた。
「馬鹿何やっ…て。」
顔つきが変わった。
たぶんばれた…。バンパイアだって。
鼓動が高くなる。血が欲しい。
激しく腕に噛みついた。
「早く…。離れて…。私のそばに来ないで…。逃げて…。」
たぶんこれが最期。
でも予想外に彼は急に近づいて…。
「あんた…。」
鼓動は激しく…。彼を押した。理性が噛みつくのを押さえている…。
「早く…。逃げて…。でないと。」
目があった…。
「いいよ…。あんたにやるよ…。」
目を見開き叫んだ。
「自分が何言ったかわかってるの?」
「あんたみたいなやつ…。知ってるんだ…。それに、アンを信じる。」
ダメだ…。ヤバい…。
「後悔するかもよ…。」
「しない。」
その自信はどこから来るのよ…。
「痛くない…。から…。」
プチっ…。
慎二の血をもらった。
彼は動かない。香りがたまらなく魅力的な血…。
一気に力が戻る。物足りないけど…。死なせない!
理性を振るに使って止めた。
「ありがとう。怖かった…。よね。さよなら。」