あたしがメイドよ喜びなさい
第1章

1☆1 カワイイあたしの優雅な生活

カシャカシャッ

あたしに降り注ぐフラッシュ。
まばゆい白い光は、とても心地良い。

「いいねーカンナちゃん!次はもう少し笑える?」

カメラマンに従い、キラキラのモデルスマイルをキメる。
こんなに可愛い笑顔を見たら、みんなイチコロのはず。
あ、はずじゃなくてゼッタイ。

あたしの余裕スマイルで、撮影は予定より早く終わった。
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