あたしがメイドよ喜びなさい
「えぇっ!?」

あたしがこの家を離れて、メイド!?
晴みたいなことを、毎日毎日……。

「安心しなさい。彼はまだ26歳の上、弟はお前と同い年だ。仲良くしてくれるだろう」
「ちょっと待ってよ、あたしひとりで!?」
「大丈夫、いっしょに晴さんも行く」

どうや?ぬかりはないんやで!
って顔でおじい様が言う。
でも、あたしは負けじと質問で返した。

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