あたしがメイドよ喜びなさい
「……ねぇちょっと」
奴はビクゥゥッ!と肩を跳ねさせて、振り向いた。
顔は真っ赤っ赤。
あたしと同い年くらいに見える。
「うわ、変態女」
「変態はそっちでしょ!?ここはあたしの部屋よ!?」
「それ!それ見ろよ」
奴の指差す先を見ると……。
あたしの部屋のドアに、「れおの部屋」とあるプレートがかかっていた。
「……あんた、レオっていうの?」
「あぁ、で、その部屋は俺の部屋だ!」
「でも浜田さんが言ってたの、ここがあたしの部屋って!」
「そもそもオマエ、何者だよ?」
ゼーハーと呼吸する。
自己紹介はしっかりと。
モデルとして生きてきたあたしのマナーだ。
「あたしは柏木神奈、16歳。超有名時計メーカーの孫娘。ついでに人気No.1ティーン雑誌Mintの人気モデル。知ってるでしょ?あたしの顔。それから」
「そうじゃなくて!なんでここにいるのか教えろよ!」
「あたし?今日からここのメイドだからよ。喜びなさい?」
「ハァッ?」
奴はビクゥゥッ!と肩を跳ねさせて、振り向いた。
顔は真っ赤っ赤。
あたしと同い年くらいに見える。
「うわ、変態女」
「変態はそっちでしょ!?ここはあたしの部屋よ!?」
「それ!それ見ろよ」
奴の指差す先を見ると……。
あたしの部屋のドアに、「れおの部屋」とあるプレートがかかっていた。
「……あんた、レオっていうの?」
「あぁ、で、その部屋は俺の部屋だ!」
「でも浜田さんが言ってたの、ここがあたしの部屋って!」
「そもそもオマエ、何者だよ?」
ゼーハーと呼吸する。
自己紹介はしっかりと。
モデルとして生きてきたあたしのマナーだ。
「あたしは柏木神奈、16歳。超有名時計メーカーの孫娘。ついでに人気No.1ティーン雑誌Mintの人気モデル。知ってるでしょ?あたしの顔。それから」
「そうじゃなくて!なんでここにいるのか教えろよ!」
「あたし?今日からここのメイドだからよ。喜びなさい?」
「ハァッ?」