【完】素直
放課後、クレープ屋でチョコバナナとストロベリーチョコを選んだ。
いつも、俺たちは同じ。
結局はこれを選ぶ。
「かしこまりました。ただいまカップル様は半額となっておりますので、割引させていただきますね」
か、カップル!!??
俺たち、カップルに見えるのか?
ヤベ、かなり嬉しいんだけど。
愛華は否定しようとしたが、それを俺は遮った。
公園で食べていると、
「なんでカップルって、言ったの…?」
そう聞いてきた。
“嬉しかったから。お前のこと、好きだから”
もちろん、そんなこと言えるはずもなく、素直じゃない俺は
『え、だって……。ほら、安く食べれるっていいじゃん…?』
こう言った。
どうして、素直になれねぇんだろう?
愛華の前だと、緊張して、自分が自分じゃなくなる…。
いつも、俺たちは同じ。
結局はこれを選ぶ。
「かしこまりました。ただいまカップル様は半額となっておりますので、割引させていただきますね」
か、カップル!!??
俺たち、カップルに見えるのか?
ヤベ、かなり嬉しいんだけど。
愛華は否定しようとしたが、それを俺は遮った。
公園で食べていると、
「なんでカップルって、言ったの…?」
そう聞いてきた。
“嬉しかったから。お前のこと、好きだから”
もちろん、そんなこと言えるはずもなく、素直じゃない俺は
『え、だって……。ほら、安く食べれるっていいじゃん…?』
こう言った。
どうして、素直になれねぇんだろう?
愛華の前だと、緊張して、自分が自分じゃなくなる…。