1歳の年の差
そこには、見覚えのない男の子がたっていた。




「だれ…?…」


私がそう言うとその男の子が近づいてくる。


「女の子が泣いたら可愛いのが、さらに可愛いくなっちゃうよ?」


そう言って笑顔を私に向ける男の子。



「あの……誰…ヒクッ…です…か…?」


再び声をかけると男の子が驚いた顔をした。


「あっ…まだ名前言ってなかったね」


そう言ってさらに近ずいてくる。


「俺は、愁!小関愁!」


そう言ってさっきとは違う笑顔を向ける男の子愁。


「君のクラスの1つ上の2-3だよ」


2-3……?


ちなみに私は、1-2だ。噂で聞いたような?

確かいつも派手なグループの中心人物的存在。


みんなからの、信頼もすごい。


そんな人がなぜここに?
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