1歳の年の差
「いやぁさ、昼休みなのに、お姉ちゃんと一緒じゃないのかな〜って思って…」
しどろもどろになりながら、言い訳をする。
「あぁ…あいつ委員会だからな…」
ちょっとガッカリしている涼太。
「そっか…」
ハァとため息をついた。
「あのさ…」
「何?」
言いにくそうな、涼太。
「これからも、相談のってくれる?」
「えっ…」
今まで相談にのるだけでもつらかったのに、まだ相談にのるの?
「何で…?もう付き合ってるじゃん…」
「そうなんだけど…俺初めてなんだ…あいつが、初カノなんだ…ダセェとこ見せたくないんだ」
「そっか…分かったいいよ!ガンガン相談にのるから!」
「おう!ありがとな!」
そう言ってから私の頭をなでてから、屋上を後にした。
ポタ…ポタ…