1歳の年の差
そして、2人が卒業した。


まあ、また会えるし。


そんなことを考えていた。


そして、涼太が度々勉強をやりにくる。


毎週、2.3日は来る。
そして私も追うように卒業した…

そして、ある時、涼太が勉強じゃなく私に会いにきた。

「あの…相談が…あるんだ…」


顔を赤くしながら、涼太が話す。

「いいよ!じゃあ上がって!」


家に上げようとした。


でも入ろうとしない…


「あ……凜いる?」


「えっ……居るけど…?」


なんか気まずそうに、聞いてくる。


「外で話そうか…」

「うん…」

いやな予感がした…

そう言って涼太とあの公園に来た。


「座るか」


「うん…」


私達はベンチに座った。

………


少しの沈黙…


「…よく来たね!ここ…」

沈黙に耐えきれず、立ち上がってくるくる回る私。

それを眺める涼太が言葉を発した。

「俺あいつが好きなんだ」

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