少女が望む宝
「よろしくラリー」
同じ地面に立つと
ベンが以外に高いと分かる
顔を伏せみがちに
手を出すラリー
ぎゅうっと握手を交わす2人に
笑みが溢れたリース
ラリーは9割強引に。だが。
「さあ!挨拶出来たとこで
マリアに地図を貰いに行ってくるわ!
待っててね」
タッタッと行ってしまったリース
取り残されたラリーとベン
180秒の沈黙
するとリースが
手に地図を持ってやってきた
ホッと胸を撫で下ろすラリー。