遅咲きの恋心
彩は心に閉じ込めたって言ってたけど俺は出来そうにない。



好きになってもらうまで諦めない。



「2人の気持ちは無駄にしない」


「あぁ」




4年前と同じように彩に告白された日に遊ぶ計画を立てて3人に言った。



「2月13日どっか遊びに行かねぇ?」


彩には嫌な思い出の日かもしれないけど、どうしてもその日に告白したかった。



「雅司から誘うのって珍しいね。」


彩がいたいとこついてきた。


「そんなに私達と遊びたいんだぁ」




美優がからかってきた……


「どこ行く?どこ行く?」



彩は乗り気だった。




4人で話し合って決めた場所……………俺ん家




「雅司の家久しぶりだなぁ」


俺が告白するとも知らないで。


俺の彼女になったらいつでも来れるよ。



俺は心の中で言った。



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