《短》いつも隣に居るアイツ【完】
なんでドキドキ?
あの後話し合いをしてから、あたし達は観覧車の前に来た。
「うひゃー‥カップルばっかり‥」
「当たり前でしょ!ここの観覧車はカップルしか乗れないんだから♪」
‥はい!?
あたしと夜月先輩だってカップルじゃないですが‥
って言おうと思った時にはもう遅くて。
「未華!あたし夜月先輩とトイレ行ってくるから瑠くんと一緒に並んでて~」
そう言って夜月先輩と華恋はあたしの前からいなくなった。