《短》いつも隣に居るアイツ【完】

きゃー!
先輩の手があたしの手を!
ちょー幸せっ!


「未華ちゃん?」


「はいっ♪」


あたしはご機嫌で先輩に返事をした。


「どう思った?」


「し‥幸せって思いました!」


もうそれしかないし!


その答えを聞いた先輩は苦笑いをしたあと、またあたしに尋ねた。


「じゃあ瑠くんの時は?」



‥っ!
あの時みたいにまた心臓がドキドキしてきていた。


< 40 / 66 >

この作品をシェア

pagetop