いつかの姫といつかの僕
なんて不思議な国
なんて幸せな時間




僕は姫とその丘で楽しんだあと、二人でお城に戻る。



もう夕食どきだ。
日は暮れ
きれいな夕日が顔をだす。


姫のゆったりとしたストレートがかった髪は
夕日に照らされ赤毛の髪が更に濃くそまる。





「きれいだよ」

そんな一言が言えない自分に少し腹立ちながらも



姫と手を繋ぎ
たわいもない話しをして
帰路を急いだ。






流れていくゆったりとした川を越え


草原の上を進む



だんだんお城に近づくにつれ
大きな橋が見える。


アーチ状を描いた大きな大きな橋



これを越えたらすぐお城。
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