私の血を狙わないで。






───放課後



私と光とみいなは、屋上へ向かった




「なんで、光たちも来てんの?」



「だって気になるじゃん!!」



「そうそう!!万が一の時のためだって!!」



私は深くため息をついてから、一段一段と階段をのぼる



本当は

死ぬほど心臓がバクバクしてた



告白とか

ありえないのに……




屋上には、もう片倉先輩が待っていた



光とみいながコソコソと隠れる



私は深呼吸をして、片倉先輩に駆け寄った




想像以上のイケメン。


スタイル抜群。



…それに比べて私は…



片倉先輩から見て



想像以上のブス


スタイル悪過ぎ。




…なんだろうな…



「話ってなんですか?」


なるべくハッキリ言った


先輩だもんね



ちゃんとしないと!!



って!!!


すすす、スカート長くするの忘れてたっ!!!



ちょっぴりメイクしちゃってるし!!!



ヤバイっっ

















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