私の血を狙わないで。
木で作られた二階だて。
思ったより大きく、頑丈でビックリ。
「自分たちで建てたの?」
「いやぁ~っ。それが全部ハクが建てたんだよね~っ。」
シンさんがケラケラ笑う
「そーそ。ハクって何でもできるんだよ。」
その次にリクくんが。
「まぁ、こんぐらいできて当たり前だ。」
う…うわっ!!!
何それ自慢!??
こいつってやっぱ感じ悪いかもー……。
「んじゃ、入るか。…あ、凛香、立てれそう?」
「う、うん。だいぶ治ってきたみたい。ありがとね、シンさん。」
私はシンさんの背中からおりると、お礼を言った
そして、いよいよ三人の家の中にー…