ただ 好きで

side 綮

果純とあったのは まだ俺が

小さく 英才教育を受け始めの頃

いつも勉強だの 護身術だの

いつも いろいろなものを学ばされ

うんざりしていた


俺は全て完璧じゃないといけなかった


だから抜け出した

隣にあった小さな古い家

俺の家の物置小屋と同じぐらいの

大きさだったから きっと小屋で

誰も住んでいないと迷わず入ったら






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