短編
そして一時間後作業は終わった。
「んじゃ」
「待って!」
「ん?」
「あのさ…いっしょに帰らない?」
「…いいのかよ?」
「うん」
あれ?
あたし何男の子誘ってんの!?
「先生に渡してくるから待ってて」
「ああ
あたしは急いで先生に完成したものを渡して教室に戻った。
奥山鉄也は自分の席で待っていた。
「お待たせ」
「おお」
そしてあたしと奥山鉄也はいっしょに帰った。
あたしはいろいろな話題を出した。
奥山鉄也はちゃんと答えてくれたり笑ってくれたりしてくれた。
そしてあたしも嬉しかった。