朱月 蝶は舞う










『ケイ…………………』



ケ「(ユイ!?……意識を感じない!)……くそっ!」



ケイは突然立ち上がり、走りだした。



陸「ケイ!」


ケ「ユイの意識を感じないんだ!」



舜「なんだって!」



ケイの言葉を聞いて、一斉にトイレへ向かう。




トイレの前には、千暉が倒れていた。



蓮「おいっ!千暉!?どうした!?」



千「総長……す…すんません……ユイさんが……、狽狼(ハイロウ)……の幹部らしき奴らに……すんませんオレが……いな…がら」


蓮「ックソ!千暉、気にするな!!ユイは俺たちが必ず助ける……お前はキズを治せ!」



ケ「ユイ!ユイユイユイユイ……」



ケイは混乱して、自分を攻めた。



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