朱月 蝶は舞う
空!?夢?えっ……
ユ「空……なんで!」
空「オレ……だいぶ眠ってたらしいね。全部看護師さんから聞いたよ。」
ユ「…空!体……からだ大丈夫?!」
空「全然大丈夫。」
空は笑顔になって、手を広げた。あたしは空と喋っているだけで涙がでてきた。
大好きな空が目を覚まして、あたしと話をしてる。
それがこんなにも嬉しいものだったなんて……
あたしは酸素マスクを外して、体を起こして空に抱きついた。
ユ「…空ッ…空…空…そらぁ」
空「はいはい、」
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