朱月 蝶は舞う


ケ「ちょっ……ちょっとまてよそれは!!」


ユ「嫌だよ!それだけはやだよ……」



やっと……
やっとできた
私の大切な仲間。



また守りたいものが
できたんだ。



空「龍兄、それは間違ってるよ」


ケ・ユ「「空…?」」



龍「何が間違っているんだ?俺は、ユイが心配なんだ。また同じことがあったらどうする?…」



空「龍兄、ユイが黒龍に入ることになった時、ユイが決めたんだよね?」



龍「ああ、」



空「それじゃあ、誰もユイに『抜けろ』なんて言えないよ。ユイ自信が決めたことに俺達は口を出すことじゃないんだ。龍兄、それにさユイが黒龍から抜けたあと………多分、ユイは昔みたいな悲しい顔になると思うよ。

龍兄はユイのそんな顔がみたいの?」



空はやっぱり
凄いなぁ



いつも的確な事を
言うんだ。



空だって本当は
反対してるのに、
空はいつだって……


私のことばかり



私の意見ばかり優先する




空は誰より優しいから


.
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