朱月 蝶は舞う


黒龍のみんなは、元気かな?そう想いながら夜空を見上げていると、ケイと空が両隣に座ってきた。



空「ユイ、そんなに拗ねるなよ」


ユ「…………………」



ケ「ユイ、」



あのあと、なかまはずれにされたので怒ってるよ。


空「そんな拗ねた顔しても、可愛いだけだ。仲間外れにして悪かったから」


ユ「……もうしない?」



空「しないよ、だから拗ねるなよ」


ユ「うん。」



まったく。
我が弟(三つ子の)のくせに生意気な!


空「なぁ、ユイ。明日、俺と買い物行こう」


ユ「ケイは?ケイいないと嫌!」


ケ「明日はちょっと用事があるんだ。だから後から合流すっからな」


ユ「むぅ」


空「ユイ、俺とは嫌なのか?」



ユ「嫌なわけないよ!空もケイと同じぐらい大好きだもん!」



空「うん、俺も大好きだよ。」




とりあえず、明日は
空と買い物になりました。


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