朱月 蝶は舞う


翌日、あたしは空と×〇△デパートへ向かった。

『空ー、最初はどこにいくの?』


空「最初は、映画 ユイはあのSFのやつ見たかったんだろ?」


『さっすが空!』


ケイも空も何も言わなくても、わかってくれる。


見たいと思ったり、やりたいと思ってたり、全部バレてしまう。



空「ユイ、手繋ごうか」


『うん!てか、ケイも一緒に見たかっただろうね』

空「まっ、しょうがないな、用事があるんだし」


『ねー、空…』


空「ん?」


『空の手、大きくなったね』


空「……ユイの手は小さいな」


『一様、女の子だからね』




空もケイも、同じ日に産まれたのにあたしよりもどんどん大きくなっていく。


よーし!あたしも、牛乳飲んで大きくなろー!












そして、その後ろの方には凄いオーラを醸し出す奴等がいた。




 _
< 141 / 148 >

この作品をシェア

pagetop