朱月 蝶は舞う
翌日、あたしは空と×〇△デパートへ向かった。
『空ー、最初はどこにいくの?』
空「最初は、映画 ユイはあのSFのやつ見たかったんだろ?」
『さっすが空!』
ケイも空も何も言わなくても、わかってくれる。
見たいと思ったり、やりたいと思ってたり、全部バレてしまう。
空「ユイ、手繋ごうか」
『うん!てか、ケイも一緒に見たかっただろうね』
空「まっ、しょうがないな、用事があるんだし」
『ねー、空…』
空「ん?」
『空の手、大きくなったね』
空「……ユイの手は小さいな」
『一様、女の子だからね』
空もケイも、同じ日に産まれたのにあたしよりもどんどん大きくなっていく。
よーし!あたしも、牛乳飲んで大きくなろー!
そして、その後ろの方には凄いオーラを醸し出す奴等がいた。
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