朱月 蝶は舞う
ユ「昨日も言ったけど…陸くんの目は綺麗だよ。あたしは好きだよ…陸くんは何に怯えてるのかはわからないけど……綺麗な瞳なんだから、下ばかり見ないでしっかり胸はって顔上げて歩きなよ。」
陸「……ッ」
俺は内心が乱れた。図星だから──……
ユ「ほら、また下ばかり見ないで陸くん、」
陸「………くんはいらねぇ」
俺はなんとなく、心が軽くなった気がした。
そしていきなり'ユイ'は倒れた
それに、顔色が悪いしどこか苦しそうだっ。
とりあえず、理事長室前にある保健室に連れていくことにした。
''ユイ''を持ち上げると凄く軽い──
陸「中身…実は綿か?」
そんなことを思っていると、いつも一緒にいる"ケイ"とか言うやつが息をきらしながら走ってきた
⇒陸 視点終わり