朱月 蝶は舞う
ユイをベッドに寝かせ、着ていた制服を脱がしてスウェットを着せる。
ケイは今まで同じようなことを何回も体験してきた。だから落ち着いて行動ができた。
ケ「ココア沸かしとくか…」
────ピンポーン
ケ「舜斗か?」
『ケイ!ドアあけろー!』
モニターにはケイの予想通り舜斗がうつっていた。
ケ「わかった、上がってこい」
そして、ものの五分でたどり着いたらしくチャイムの音が響く。
ケ「はやかったな舜───」
舜「陸も来たいっていうから連れてきた☆」
ケ「…………はぁ、まあ上がれよ」