朱月 蝶は舞う
舜「いつのまに、あんなイチャイチャする関係になったんだよ。あの二人…。しかもあの陸が笑ってるよ」
・・
ケ「俺のユイに…」
舜「いい加減、妹離れしなよシスコン。いつか彼氏できたらどうするの?」
・・
ケ「潰す。」
舜「はぁ、」
凄いオーラをみにまとったケイは、ずっと舜斗に関節技を繰り広げていた。
ユ「陸、ケイと舜斗って仲良しだよね」
陸「ああ、……ユイお前も俺と仲良くなるか?」
陸は座っていたかと思ったら、ベッドに腰かけてあたしの頬に片手をそえた。
ユ「ん?仲良しだよ?」
陸「……そういう意味じゃなくて…(鈍感だな)」
ユ「?顔近くない?」
───スッ
・・
ケ「ユイは俺のだ」
陸「……シスコン兄貴がまずは敵か」
舜「…陸、勝負だね……俺とも」
陸「……負けないし」
舜「その前に、ケイが強敵だな」
陸「たしかに」