朱月 蝶は舞う
いまだケイに抱き抱えられているあたし。でも、ケイが近くにいるとなんにも怖くない。
ユ「……………(ジー)」
ケ「ユイ?どうかしたか?」
ユ「ん、いやあたしはケイが大好きなんだなって思って」
「「……………(登山は、険しく困難になりそうだ)」」
ケイはどこか嬉しそうに、ギューと抱き締めてくれた。
ケ「俺もユイが大好きだからな!」
舜「ケイが羨ましい」
陸「……だな」
そんなことを言っていたなんて、しるよしもない。