朱月 蝶は舞う
ケ「悟兄ー」
ノックもせずに理事長室に入ると……
悟「うわっ!」
龍「うるせえ悟。」
ケ「あっ、龍兄いたんだ」
龍「ひさしぶりだな。ユイは寝てるのか……」
ケ「多分そろそろ起きる。もう一時間半はねてるしな」
悟「で、どうした?」
ケイは答えようとしたら、ユイの欠伸で遮られた。
ユ「……ケイおはよ。おろして」
龍「ユイ、おはよ。」
ユ「龍兄なんでいるの?アレ?なんで悟兄もいるの?」
ケ「三人ともよく、聞いてくれ」
あたしたちはうなずいて、椅子に座る。そして、ケイが話始めた。
ケ「黒龍の総長…蓮が、俺は幹部に、ユイは……黒龍姫に入らないかって言われたんだ………」
ユ「…………!」