朱月 蝶は舞う
第二章
大切な人
ケ「ユイ?」
ユ「今日は学校休もうよ」
ケ「別にいいけど、どうした?」
ユ「今日は、空に逢いにいきたいんだ」
ケ「…わかった、じゃあ悟兄に電話しとくから陸に休むようにいっといて」
ユ「あいさー」
そして、ケイは悟兄に電話をかけてあたしは陸に電話をかけた。
ケ「悟兄、迎え着て。実家いくから」
『ケイ、今日は平日だぞー。それに、俺は理事長だぞー』
ケ「ユイが空のところに行きたいって……」
悟『よっしゃー!五分で行くから準備しとけよっ!』
ユ「陸、今日はあたしたち休むからヨロシク。倉庫も行かないからー」
陸『?調子悪いのか?』
ユ「ちがうよ、……まぁ、とにかく休むから〜じゃあ」
悟『ユ(プチッ……ピーピー)はぁ。』
本日は晴天な金曜日です。そして、今日は実家にかえります。
悟兄が言った通りに、5分もすると悟兄がやってきたので、車に乗り込んで我が家に向かう。
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