Love Difference 〜the long ago and the now〜
「ああそうか。…で、幼稚園に入園したばっかの時に薫が苛められてさ…。アイツ、ああ見えて結構気が弱くてさ、苛められると抵抗出来ないんだ。俺がそれを庇ったんだ。『薫に何するんだっ!!』てね。それが始まりかな…。」
太一の顔が少し赤い。それを見ている雷青の顔は微笑んでいる。
「薫ってあんなに可愛いのに、俺の友達は誰も分かってくれないんだよ。他の子の方がよっぽど可愛いって。」
「そうでござったか…。」
納得する雷青に、太一は更に付け加えた。
「此処だけの話、俺は薫が好きなんだ。あっ、薫には内緒だよ。アイツ可愛いしさ、弱いから――何て言うか…放っとけ無いんだよね。ケガさせたくないなとか守ってあげたいなとか思うんだよね。」
「そうか…、拙者も分かるでござるよ。守ってあげたいと思う気持ち。拙者も志乃兄殿が好きでござる。」
太一の顔が少し赤い。それを見ている雷青の顔は微笑んでいる。
「薫ってあんなに可愛いのに、俺の友達は誰も分かってくれないんだよ。他の子の方がよっぽど可愛いって。」
「そうでござったか…。」
納得する雷青に、太一は更に付け加えた。
「此処だけの話、俺は薫が好きなんだ。あっ、薫には内緒だよ。アイツ可愛いしさ、弱いから――何て言うか…放っとけ無いんだよね。ケガさせたくないなとか守ってあげたいなとか思うんだよね。」
「そうか…、拙者も分かるでござるよ。守ってあげたいと思う気持ち。拙者も志乃兄殿が好きでござる。」