Love Difference 〜the long ago and the now〜
「確かに雷青は、そのうち明治の時代に帰って行くだろうな。帰ったら、花岡志乃丸だって居るんだし。だからって、今の俺達は雷青の為に何も出来ない?それは違うだろ。俺達は俺達に出来る"何か"をやれば良いんだよ。俺達はこうやって、雷青をカラオケに連れて行ってやれる。今の文化を教えてやれる。学校の勉強だって、明治時代にやっていない教科でも今はやってるだろ?出来る事はやろうよ。」
沈黙が約三分間も続いた。太一が口を開いた。
「凄ぇ良く分かった。千賀也の言いたい事には俺も賛成だよ。……だけど、千賀也が演説みたく話すなんて、思ってもみなかったぜ。」
雷青が久し振りに口を開いた。
「…で、千賀也。『アゲハ蝶』歌いたいんだよね?」
「うん。」
沈黙が約三分間も続いた。太一が口を開いた。
「凄ぇ良く分かった。千賀也の言いたい事には俺も賛成だよ。……だけど、千賀也が演説みたく話すなんて、思ってもみなかったぜ。」
雷青が久し振りに口を開いた。
「…で、千賀也。『アゲハ蝶』歌いたいんだよね?」
「うん。」