Love Difference 〜the long ago and the now〜
「太一オマエさ、YOSHIKIと薫、どっちが好きなんだよ?」
「そりゃ薫に決まってんじゃん。でTOSHIも凄いんだよね。髪が金髪で逆立ってて、端が少し曲がってんの。それなのに、それなのにさ、あんなに高くて透き通った声が出るんだぜ。見た目と反比例してるよ。ギャップが激し過ぎるし。」
太一以外の三人はヒソヒソ話を始めた。
「始まったぜ。太一の『太一の好きなアーティスト説明講座〜X JAPAN及びXバージョン〜』がさ。」
「拙者、今太一が話しているTOSHIとYOSHIKIの話、以前に二回聞いた事があるよ。」
「雷青も?!やっぱし同じ家に住んでいる人は、何回も聞かされるんだ。」
「でもないよ。一回は拙者がX JAPANの曲を聴いてる時に教わったからな。」
太一は未だに話していた。
「YOSHIKIはアルバム[Jealousy]の時が一番美しいね。薔薇の花が有って――。それこそエクスタシー。そういや、YOSHIKIはスピリット・オブ・エクスタシーの神様に愛されてたらしいよ。……ってあれ?誰も聞いてないのか?」
当然だけど、太一が言う通り誰も聞いてなかった。
「そりゃ薫に決まってんじゃん。でTOSHIも凄いんだよね。髪が金髪で逆立ってて、端が少し曲がってんの。それなのに、それなのにさ、あんなに高くて透き通った声が出るんだぜ。見た目と反比例してるよ。ギャップが激し過ぎるし。」
太一以外の三人はヒソヒソ話を始めた。
「始まったぜ。太一の『太一の好きなアーティスト説明講座〜X JAPAN及びXバージョン〜』がさ。」
「拙者、今太一が話しているTOSHIとYOSHIKIの話、以前に二回聞いた事があるよ。」
「雷青も?!やっぱし同じ家に住んでいる人は、何回も聞かされるんだ。」
「でもないよ。一回は拙者がX JAPANの曲を聴いてる時に教わったからな。」
太一は未だに話していた。
「YOSHIKIはアルバム[Jealousy]の時が一番美しいね。薔薇の花が有って――。それこそエクスタシー。そういや、YOSHIKIはスピリット・オブ・エクスタシーの神様に愛されてたらしいよ。……ってあれ?誰も聞いてないのか?」
当然だけど、太一が言う通り誰も聞いてなかった。