Love Difference 〜the long ago and the now〜
英が、キレて晴一の頭をはたいた。バシッと音がした。
「晴一っ!貴様、話長ぇーんだよっ!『ほどほどにしろ』っていっつも言ってんだろうがぁっ!!!」
もう一回、晴一の頭をはたこうとした英の腕を、達也が必死になって押さえた。
「英!そう簡単にキレるなって。エネルギーの無駄だぜ。――――晴一、オマエ確かに話長いぞ。まあ今回の青影雷青ちゃんの事は皆、思う事も多いだろうけど。英、オマエがこの中でいっちゃん雷青ちゃんのコト心配してただろ。雷青ちゃん絡みで喧嘩なんかしてたら、きっと雷青ちゃんも悲しむよ。それは英、オマエがいっちゃん嫌だろ?だったら怒るの止めろよ。雷青ちゃんが居なくなって、悲しいのは、悔しいのは分かるから。何もしてやれなかった事、辛いのは分かるから。唯笑ちゃんと被るんだよな。」
英は泣いていた。太一は、試合に惜敗した時、勝って大会に進めた時以外に泣く英を、初めて見た。太一は思い切って言ってみた。
「晴一っ!貴様、話長ぇーんだよっ!『ほどほどにしろ』っていっつも言ってんだろうがぁっ!!!」
もう一回、晴一の頭をはたこうとした英の腕を、達也が必死になって押さえた。
「英!そう簡単にキレるなって。エネルギーの無駄だぜ。――――晴一、オマエ確かに話長いぞ。まあ今回の青影雷青ちゃんの事は皆、思う事も多いだろうけど。英、オマエがこの中でいっちゃん雷青ちゃんのコト心配してただろ。雷青ちゃん絡みで喧嘩なんかしてたら、きっと雷青ちゃんも悲しむよ。それは英、オマエがいっちゃん嫌だろ?だったら怒るの止めろよ。雷青ちゃんが居なくなって、悲しいのは、悔しいのは分かるから。何もしてやれなかった事、辛いのは分かるから。唯笑ちゃんと被るんだよな。」
英は泣いていた。太一は、試合に惜敗した時、勝って大会に進めた時以外に泣く英を、初めて見た。太一は思い切って言ってみた。