鈍感彼女

球技大会

「斗真!!俺、バスケやりてえ!!」


「おっしゃ!!俺もバスケやりてえ!!」


はい、待ちに待った球技大会です


俺と有羽は運動系が大好きなんです


「じゃあ桐吾と斉藤はバスケで決定」


「「よっしゃー!!」」


クラス中が大爆笑


俺と有羽が一緒になれば、怖いものなしだぜ


たける連れて来れば絶対サッカーだろうけど


俺はサッカーよりもバスケだ、バスケ!!


「姫乃ー♪」


「あ、斗真!!有羽君も!!久しぶりだよね??」


昼休み、姫乃の教室に有羽を連れて行った


「姫乃ちゃん、久しぶりー♪」


「キャッ!!」


「有羽!!やめろ!!」


有羽が姫乃を抱き締めた


「ちぇー」


「姫乃、球技大会何に出る？」


「あたし、バドミントンにしたよ!!」


「そ。好きなの？」


「中学の時に大会出てたよ!!」


「へぇー」


姫乃がバドミントン？


...想像しただけですげぇ...


なんか、鼻血出そうになる...