星空


気付いたらシャワーから

出てきた遊斗が隣で

あたしの背中をさすっていた。





「1人で溜め込むんじゃねぇよ」


ただ一言そう言っただけで

遊斗はあたしに何も聞かなかった。



これ以上迷惑かけたくない…


遊斗は違う気がした。

あいつと一緒にしちゃいけない。



あたし遊斗に話そう…。


「ありがと…全部聞いてくれる…?」

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