星空
あたしは荷物を持って
遊斗のケツに乗った。
「ママさん相変わらずだなぁ♪」
「も~本当に困る…」
「…俺はぁあゆう親
すっげぇいいと思うけどな…」
その顔はなんだか寂しそうだった。
あたしがぼんやりしてると
頭の上に遊斗の手が触れたのが分かった。
「なぁに?」
「お前のへっちんねぇから
今度買おうな?♪」
遊斗は楽しそうに話してた。
だけどその表情、あたしには
分かったよ…
寂しいんだ…
なのにいつも周りを
笑顔にさせようとしてる
あたしには分かる
周りに心配かけないようにって
無理やり笑顔つくってること