恋と戦争と甘い食べ物。


「―――陽菜乃!」



視界が見えない



にじんでるから、涙と無造作になった前髪で



でもね、声は聴こえる





「陽菜乃。
 俺と、付き合って下さい」





大好き、って云う


涙に震えた



衡の声


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