恋と戦争と甘い食べ物。


だとしたら、何て答えたんだろう。


”ごめん”?


”嬉しいけど、ごめん”?


”ありがとう”?


ねえ衡…何と答えたの?


―――バサッ!!


「んむっ…!?」


いきなり口元をふさがれ、視界が暗闇に落ちた。


誰かが、何かが、私の体を強引に持って行く


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