恋と戦争と甘い食べ物。



「ちょっ…陽菜乃」

「ん?なあに美佳チャン」

「あんたにお客さん」


くいくいっと、美佳に指で導かれ、視線を辿っていくと…


「みっ!宮野!」

「あっははははー」


ベシャ。


宮野に向けた顔を、真央は赤いカラーで彩った。


真央…。






「ごめんね。真央はちょっと…無邪気でさ」

「無邪気で収められる陽菜乃を尊敬するよ」


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