恋と戦争と甘い食べ物。



彼女に向かって、なんてこと言うのっ!


「宮野だって、七福神の頬っぺたにしてやる!!」

「うわちょ、やめろ!」


宮野の頬を、爪があたらないようにつまんで、

なるべく優しく引っ張った。


…ぷっ…


「ひゃははっ!!みや、みやの!顔!顔―――…」


ドサッ。

……え?



「み、みや…?」

「…すっげー可愛い」


なぜ押し倒した…!!


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