恋と戦争と甘い食べ物。





「…で。」


そこに居るのが当然とでも言うかのような、ゆったりの構え方。


「ん?おかえり、ひな」


まるで家の子ですとでも言うかのような、お母さんとお父さんの態度。


「ははは。何を突っ立ってるんだ?上がりなさい」

「突ったっ…」


そりゃあ、突っ立つわよ。


「お母さん、このカツカレー最高ですね!好物になりました!」

「あら。ありがとう~」


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