o+*‐舞桜‐*+o
こんなにも話が違ってるなんて思わなかった


無表情でなんにも感じてないように聞いていたがあまりの違いにびっくりしている


『桃花、話してくれてありがとう。』


桃「ううんっ・・・大事な総長だったのに本人から何も気かずに裏切られたって思ってしまったあたしがダメだった」


『違うよ。悪いのはあたしだ。一人幸せに生きてしまっていたから・・・真佐の辛さなんて考えてあげられてなかったから。総長失格なあたしを失格だと指摘してくれた真佐も悪くない。悪いのは・・・・全部あたしだ・・・』


徠「俺らも悪かったんだぞ!!真相を愛に聞きにいけばよかったんだ。愛一人悪いわけじゃない。」


徠矢が言う


司「話に割り込んで悪いんだけどさ。俺、みんな悪くないと思う。」


「「「「『え?』」」」」


司「ただ真佐って奴が自分の辛さの表現を間違えただけだと思う。自分の辛さを分かってもらいたかったんだよきっと。」


・・・


司「ナイフを使ったことが間違ってた。嘘をついたことが間違ってた。真実を聞きにいかなかったのが間違いだった。辛さに気付いてやれなかったのが間違ってた。」


・・・


司「みんな進む方向を間違えただけなんだよ。誰も悪くない。俺は話を聞いてそう思った。」


司・・・・


司「だからさ、みんなで聖弥ってやつの分まで生きるしかなくね?もう命が戻ってくるわけじゃねーし。真佐って奴もきっとわかってるはずだ。自分のしたことが間違っていたって・・・」


真佐は黒龍の総長室に司が寝かしてくれた


司「だからさ。お前ら6人で一回話し合えよ。ただ1つ。悪い人は誰もいない。それをもって話し合えばお前らはもとの仲間に戻れるはずだ」


司ってすごいね・・・


さすが総長だ




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