o+*‐舞桜‐*+o
真「な・・・なんで愛が謝るんだよ!」


『総長なのに仲間の気持ちの変化にも気づけなかった。あたしはもっとみんなを見なければならなかった。あたしの間違いはそこだ。』


真「間違い・・・」


『司・・・黒龍総長がいってくれたんだよ。誰も悪くないと思う。ただみんな間違っただけ。』


真「・・・」


『間違いに間違いが重なってっちゃってあたしたちの関係はくずれちゃったんだね・・・』


真「・・・」


『・・・もう一度、あの関係を作り直すことはできないのかな・・・あたしは前みたいに笑いあって、聖弥の分まで生きていきたい。自分を守ってくれた聖弥の分まで。』


桃「あたしも、もう一回作り直したい。笑いあって一緒にいたい。聖弥の分生きて笑いたい。」


真「俺・・・俺が殺してしまったのに・・・聖弥の分まで生きていいのか・・・」


『あたしね、今分かったことがあるの。みんなには言ってないけど最後に聖弥がもう一回しゃべったの。でもあの時あたしには聞こえなかった。でも今はなんていってたかわかる。』


あの時聖弥はきっと・・・


『真佐を助けてやって、もう一度仲間に戻って』


そういったと思う


真「え・・・」


『あたしはそう感じた。今真実をしってから。』


聖弥は知ってたんだよ


『真佐が苦しんでたこと聖弥は知ってたんだよ。でも何もしてやれなかったから、あたしを守って。あたしが生きてしっかり話し合って欲しかったんだよ・・・』


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