終焉の夜明け
「てかさー、オンナがキャピキャピして
キモいっ!
もっと冷静でクールな子と
知り合いたいっ」
けれどリューに気にせず、
アタシは不満をぶちまける。
「あー、チビはうるさいオンナ
嫌いだもんなー」
「うん、嫌いっ! てか、なに?
何で入学初日から男の話すんの?
キモいしっ」
「いや、そりゃするだろ」
「何で!?
つーか、リュー達も
入学したときオンナの話したの?」
予想もしなかった返事に聞き返す。