真実の愛を届けますッッ!!


どうしても「迷惑」って言葉が頭から離れないの……。


私は靴箱に着くと自分の靴箱から靴を履き、上履きをいれたその時……。


―――パシッッ


「ハァ…ハァ、なんで逃げんだよ?!」


私の腕を掴んだのは……旬先輩だった。


なんで?!
追いかけて来たの?


人気の少ないせいか旬先輩の息遣いが聞こえる。


なんで私のために走ってくれたの?









< 169 / 211 >

この作品をシェア

pagetop