真実の愛を届けますッッ!!


「それこそ桜だよ。でもね、頑張るだけが恋じゃないの。辛い時、泣きたい時は泣いていいんだよ」


あやは私の手を離し、頭を撫でてくれた。



彩に撫でられるとなんたか安心する………。



「うん。その時は宜しくね」


「任せて♪じゃあ、行っといで」


そう言って、私の背中を押した。



「うん、ありがとう」



そして、私は保健室を出た。










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