極上シークレット
兄ぃの事ならだれよりも知ってる自信ある。
その時、丁度良く携帯が鳴った。
「あ、プレゼント届いたみたい♪アタシ取ってくる。」
「は?宅配・・・?」
怪訝な顔をするみんなを残してアタシは屋上から抜け出した。
「兄ぃーっ、目瞑って!」
プレゼントと戻ってきたアタシは戸口のところでそう命令した。
「随分勿体ぶるじゃねーか」
「どんなお宝か期待が高まるよねー♪」
野次を飛ばしていたメンバーもアタシのプレゼントを見て押し黙った。
「おい。もう目ぇ開けていいのか?」
「うん。いいよ。」
興味津々で目を開けた兄ぃが、目の前のプレゼントに大きく目を見開いた。