極上シークレット

「俺がユマちゃんを助けてたのは好きでしてた事だし、気にしなくていいのに。俺の気持ち知ってたから、利用するみたいで悪いっていつも気にしてて。そんなんだから織部にも上手く説明できなくて、誤解させちゃったんだよね・・・」








イブキの腰ぬけ。



本当の事を知るのが怖いから・・・


聞かずに逃げたんだ。








って、頭ごなしに怒鳴ったアタシが言えた事じゃないけどさ・・・。








あ~あ・・・


真実なんて聞かなきゃヨカッタ。



知らなきゃ、こんな罪悪感なんて知らなくて済んだのに。








聞いた以上、知らないフリなんてデキナイじゃないよ・・・。










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