極上シークレット

お誘いはお家で



マンションに帰り、ぼーとテレビで時間つぶし。




兄ぃはさっさと部屋に入って就寝・・・・


してるはず。






「ただいま」


玄関で音がしてイブキがようやく帰宅。








「あ、お疲れ・・・・」



振り返ると、リビングに入ってきたイブキが睨んでいて、これ見よがしにデカイ溜息を吐かれた。



「・・・なによ。帰宅早々喧嘩売ってんの?」




「何で俺だけ知んねーの?」


「はぁ?」






イブキは不機嫌丸出しの顔でアタシの横へ座り、ぐいっと腕を掴んできた。





あ・・・




手に巻かれた包帯にたらりと冷や汗。



やば、バレテル?




あの三人しゃべったの!?
< 175 / 312 >

この作品をシェア

pagetop