極上シークレット
お誘いはお家で
マンションに帰り、ぼーとテレビで時間つぶし。
兄ぃはさっさと部屋に入って就寝・・・・
してるはず。
「ただいま」
玄関で音がしてイブキがようやく帰宅。
「あ、お疲れ・・・・」
振り返ると、リビングに入ってきたイブキが睨んでいて、これ見よがしにデカイ溜息を吐かれた。
「・・・なによ。帰宅早々喧嘩売ってんの?」
「何で俺だけ知んねーの?」
「はぁ?」
イブキは不機嫌丸出しの顔でアタシの横へ座り、ぐいっと腕を掴んできた。
あ・・・
手に巻かれた包帯にたらりと冷や汗。
やば、バレテル?
あの三人しゃべったの!?