極上シークレット
「アンタ、アタシに何の怨みがあるってのよっ!!絶対、ソレ単なるイヤガラセでしょ!!?」
「は?言いがかり。付き人が主人の決定に文句付けんじゃねーよ。」
コイツッ・・・!!
古山っちはイブキの返事を聞くなり、早速連絡を取り始めた。
ぼへっとしててもさすが敏腕マネージャ。
血迷いごとだろうが、言質取ったもん勝ち!みたいな?
撤回の余地も見いだせず、項垂れるアタシ。
人のタノシミを邪魔しといて、勝ち誇ったような顔をしているイブキが心底ニクイ。
「まったくぅ~。素直じゃないね、イブキ。」
秋良ちゃんがニヤニヤ笑いでイブキに擦り寄る。
「ナニがだよ。」
「そんな意地悪しないで、気になるなら、聞けばいいのに。」